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2A1.幻視、幻聴

 幻視は見えるはずもないものが見えること、幻聴は聞こえるはずのないものが聞こえること。
 ということで、これだけの説明なら実際に見えてしまったとか、聞こえてしまったとか、そんなふうに解釈してしまうのだが、ウィキペディアでは「対象なき知覚、即ち実際には外界からの入力がない感覚を体験してしまう症状」とある。

 私の体験もまさにそのような感じで、実際にはそんなもの見ていないのに見てしまった感覚を体験し、記憶だけが残っている。幻聴なら、そんなこと聞こえていなかったのに、聞こえた記憶だけが作られ残っている。そんな不思議なことを日常的に体験している。


 統合失調症患者について書かれている本を読んでいて、よく出てくるのが「テレパシー」とか、「神」とかいう、命令を与えてくるものや、命令を与えるための手段。普通の人ならそんなことあるわけがないと思う。
 しかし、実際には聞こえなかった、実際には見えなかったのに記憶があるので、それを「テレパシー」という風に解釈してしまうのだと思う。
 私なら、最近(2011年6月上旬)「人を殺せ」とか「死ね」と命令された記憶がある。実際に声で「人を殺せ」とか「死ね」と聞こえなかったが、そういう事を言われた覚えは確実にあるので、誰からと聞かれたら「テレパシー」としか答えようがない。脳に直接命令が書き込まれるこの感覚は、このような病気にならないと絶対にわからないだろう。

 声だけが聞こえる幻聴なら、「テレパシー」とか「神」とかファンタジーなことでしか説明は不可能なのだが、上のイラストにもあるように、幻聴だけでなく幻視が組み合わさった場合。この場合、「テレパシー」とか「神」とかファンタジーな答えは出てこない。
 実際に誰かと話している記憶が脳にできるわけなので、「アパートのとなりの部屋の夫婦から死ねと命令された」とか、より現実的な話になってくると思う。

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