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3F.家族がしてあげられること私は家族には一番の理解者になってほしいと思っている。 あんな、幻聴や妄想で自分がぐちゃぐちゃになり、もう一人の自分が自分の体を8割方乗っ取り周りに殺意を持ってそのような行動を取ろうとしているのを、なんとか残りの2割で体がそう動かないように踏ん張ったり。 もう一人の自分が自分を社会的に抹殺しようとするのを踏ん張ったり。 そんなもう、ぐだぐだな状態で「辛い、苦しい!もう嫌だ!だれか助けてくれ!」と毎日泣いてたり。 そんな状態で自分一人で孤独に過ごすというのは、いや、もう勘弁して下さいなのである。 ひとりでもいいのだ。自分がこんな状態であることを知った上で、普通に接してくれる人が一人でも居てくれれば、その苦しみは半分とまではいかないかもしれないが、やっぱ違うねぇ。 話を聞いてくれて、適当に相槌うってくれればそれだけでいいと思う。本気で心配し過ぎたり、感情的になると、巻き込まれてしまうので。 ああ、そうだ。あのー、近所のおじいちゃんやおばあちゃんと世間話する感じで話聞いてくれれば、いいと思う。 統合失調症患者が、ラジオのパーソナリティで電波飛ばして、(いろんな意味で電波な話になると思うが)家族がリスナーみたいな感じ。 何かできたら、たいした事じゃなくても褒めてもらえるとうれしい。そうすると、患者っていうか私は「自分の居場所ができた」様な気がして生きることが楽しくなった。「ああ、私にもできることがあったんだ」と。そして「こんどは何をしようか、何を手伝おうか」と思えるのである。 風呂掃除ができたら「すごいね。ちゃんとできたね。ありがとう」と褒めたりね。 「赤ちゃんかよ」って笑うかもしれないが、本当に赤ちゃんだよ。精神年齢がそこまで下がってる状態なんだから。 でも、今思えば、眼の焦点が合ってなくて、ぽかんと口を開けてゾンビみたいな歩き方で家の中をエンドレスで歩きまわっている姿は、痴呆の入った老人とも言える。 家族から聞いた話では、私はそんな感じだったらしい。だから、退院して数ヶ月経った頃会話しながら笑ってたら「笑った!」と喜んでくれた。 過保護にするとつけ上がるので、なんでもかんでもほめたたえたり、構ったりするのはよくないと思うが、ある程度の距離は置いたうえで、そのように接してくれたらいいと思う。 軽い感じで、「調子どう?」と聞いてみたりするのもいいかもしれない。 調子がよければ「よかったね」とか調子が悪ければ「そう、でもだんだん良くなるよ」と声をかけてやるとかね。 不安を取り除くような言葉をかけてやればいいと思うよ。 みんながそうしてもらうべきとは私は思っていないがね。 |
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